Andante Diary

毎日を哲学しながら一歩前進の記。たまにフィクションもあるかも。

オーストラリアで手術をすることになった話③

前の日は近所にお散歩に行った後、早めにご飯を切り上げなきゃいけないのに、遅くまで夕飯を食べていた。笑

 

当日10:30から手術するから、8:30までに来てねと言われていたので、遅刻しちゃダメなプレッシャーで結局アラームより早く目が覚めて、シャワーを浴びて、パーカとジャージを着て、トラムに乗った。

 

本当はバスで行きたいなと思ってたけど、バス停の場所がよく分からないし、1本乗れないと、待ち時間がすごい長いことが分かったので、トラムでサザンクロス駅まで行って、電車でウェストリッチモンドまで乗って行った。

 

お水だけなら飲んでも大丈夫だろと思って、駅のスーパーでお水を買って、空腹のお腹に流し込んでたけど、後から絶飲食を徹底しなければいけなかったことが分かる。笑

 

病院に着いてから、受付を済ませて、通訳のおばちゃんと合流。

ずっと仕事の愚痴を聞かされてウンザリしてる頃に、看護師さんの問診と血圧測定・着替えを済ませる。

 

後ろが紐2本で止められる術着と、バスローブを渡される。

手術する場所が場所なので、パンツも脱がされる。

早くこのスースー感だけ何とかしてほしいと心底思っていた。笑

 

待機場所のベッドで待っていると、一応手術する前に妊娠してないかチェックするから、検尿検査させてほしいとプラスチック容器を渡される。

 

看護師さんに「今朝トイレは行ったかな?まだ少しでも残ってるといいんだけど。。。」と心配されるも、直前まで水を飲んでたのが功を奏した瞬間だった。笑

 

内心は「え?今マジでトイレ行きたいなって思ってましたよ!!」って感じだった。笑

 

結局、麻酔科医のビンセント先生が挨拶しに来たのは11時前くらいで、めちゃくちゃ感じのいいアジア系のおじさん先生だった。

 

ボスキー先生もこのタイミングで挨拶だけしに来て、詳細の説明は特になし。

 

質問が無ければ、このまま始めちゃうよ~という流れになって、白人のマッチョな看護師さんに手術室までベッドで運ばれた。

 

そしてこのビンセント先生、とにかく何やっても褒めてくれる。笑

「料理の勉強してるのか!絶対僕よりいいシェフだよ!はっはっはー!」とか。笑

 

手術室のベッドに移った時も「もうちょい上来れる?もうちょい!もうちょい!そうそうそう!よくできたね!!!」ってとにかく褒めて褒めて褒めまくる。笑

 

身長と体重を確認されて、「じゃあ今から麻酔かけるからね~」と言って、看護師のおばちゃんが麻酔が流れてくるマスクを私の口元に持ってくる。

 

ビンセント先生「僕も日本は大好きなんだ~!特に京都の日本庭園って、とても落ち着くよね~!ちひろは今日本庭園に居て、とてもリラックスしているところをイメージして。段々眠くなってくるからね~」と言われてるうちに気を失っていた。笑